三九郎

ご縁を繋いでいただきありがとうございます。フラワーサークル マザーズツリーです。

冬の行事として、お正月に町内各地で行われる三九郎(さんくろう)。どんど焼きという呼び名の地域もありますね。
三九郎では、お正月の神様を送る、年の初めのお祝いをする、厄払いをするなど様々な願いを込めて行われるそうです。また、書き初めを三九郎で焼き、燃えた紙が高く上がると字が上手になるとも言われています。

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松飾りや子どもたちの書き初めを円錐状の形に組んで、大きなだるまや小振りなだるまを繋いで火祭りの準備をします。
我が家の子どももお手伝いで参加しましたが、2時間半ほどかけて結構大変だった・・・そうです。
子ども会の役員の皆さんも、夜に振る舞う豚汁の準備でほぼ1日大忙しです。

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夜になると柳の枝などにお米の粉で作った繭玉を枝に挿して、各家庭で持ち寄ります。現代風にマシュマロをつける家庭も。長野県は、昔から養蚕が盛んだったので繭の形にしたようです。そう言えば、父方の本家ではお蚕様を土蔵に飼っていた事を幼少の記憶を辿りながら思い出しました。その他にも、稲穂、大豆や野菜や米俵を形どったものなどがあります。

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炎が落ち着くまでもう暫く待機・・・。

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こんな感じに炎が落ち着いたら枝を近付けて繭玉を焼いて無病息災を願いながら有難くいただきます。

 

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